先日、次男(年長6歳)とある絵本を読んでいてこんな会話になりました。
「じゃあ、パパやママがお仕事してもらったお金は悪いの?」
「え、、、?」
私「お金をもらうというのは誰かの役に立ってお金をもらうんだから悪い人ばかりではないよ。もちろん、悪い人もいるかもしれないけどいい人もいるんだよ」
6歳にして「お金=悪い、汚い」というイメージが有ることに驚きましたが、多くの日本人はこのようなイメージがあると思います。
そして、ハンドボールクラブやスクールを始めていたり、始めようとしていたりする人の中にもお金をもらうことは悪いこと、もしくは気が引けると考えている人も多いのではないでしょうか?
実際、私も公務員としてずっと働いていたのでお金の勉強不足やマイナスのイメージを払拭することに苦労しました。
そこで今日は「指導の対価をもらう」ということについて、私の見解をまとめたいと思います。
ビジネスとはなにか?
そもそも現代におけるとはビジネスとは何でしょうか?
人は何にお金を払い、何にお金を払わないのでしょうか?
あなたはどう考えますか?
私の答えは簡単です。(人によって違いはありますが私の場合)
人は「悩みや不安を解消する」ためにお金を払う
例えば、コンビニで売られている1本100円ペットボトルの水も、砂漠のど真ん中で喉がカラカラな状態であれば、100円以上の価値があります。
つまり、人は「喉が乾いている」という「悩み」を「解決できる商品」だからお金を払うのです。
まとめると、
「お金を払う=悩みや不安を解決している=ビジネス」なのです。
なので、ビジネスをしている人はどんどん人の悩みや不安を解消して、感謝されて「儲かる」べきなのです。
ハンドボールで悩みを解決する?
では、これをハンドボールスクール、クラブに置き換えて考えてみましょう。
・ハンドボールスクールやクラブに通う人はどんな悩みや不安を抱えていますか?
・あなたのハンドボールスクールやクラブはどんな悩みや不安を解決できますか?
この質問に対して明確な答えを導き出せないと、堂々と正当な対価をいただくのは厳しいかもしれません。
例えば
「ハンドボールは楽しいよ!」「全国大会目指そうよ!」
だけでは、通う人の不安や悩みを解決できるといえるでしょうか?
ちなみに私のクラブの場合は以下のとおりです。
・楽しくスポーツをしたい、運動不足や運動が苦手という「悩み・不安」を解決するために「かけっこやボール運動、ハンドボール」に取り組んでいる
運動不足や運動が苦手な子やその親の悩みや不安を解決しているので、正当な対価を頂いて当然だと考えています。
しかし、これがただハンドボールというスポーツサービスだけを提供していると思ってしまえば、そこまでの対価はいただけないかもしれません。
なので、これからもどんどん運動不足や運動が苦手な子やその親の悩みを解決することできちんと対価をいただき、儲けていこうと自信を持って言えます。
まとめ
私もはじめはこのメンタルブロックを外すことに苦労しました。
しかし、会員さんの親御さんから「先生のおかげでスポーツが好きになりました!」「どんどん積極的になりました!」と感謝されることが増えて、ビジネスの本質を学ぶことができました。
今ではたくさんの悩みを解決して対価をもらい、子や親御さんもハッピー、私もハッピーという好循環を生むことができています。
最後にもう一度、聞きます。
・あなたのハンドボールスクールやクラブはどんな悩みや不安を解決できますか?
ぜひ深く考えてみてくださいね!
「お金をたくさん持っている人は悪い人だよ!」