ハンドボールビジネスコンサルタント
牟田歩
今回の記事ではハンドボールクラブを1人で始めようと考えている方に向けて、私の過去の経験からその危険性をお伝えいたします。
1人でとりあえずやってみる?
ハンドボールクラブを始めようと考えている方の中には
「お金もないから何でも1人でやってみよう!」
と思っている方も多いと思います。
実際に私自身も集客のイベントづくりチラシづくり、現場指導やSNSの更新などクラブの「運営に関すること」は基本的に全部1人で行っています。
しかし、私は最初から全部1人で行っていたためまさにまさに分けが分からない状態でした。
分からないことが分からない
私はもともと教員として働いていたのでビジネス経験や知識がゼロでした。
それでも「なんとかなるだろう!」というタカをくくって開業の準備を始めたら、分からないことが次から次に湧き起こり、地獄を見ました。
まさに「わからないことがわからない」状態でした。
・どうやったら会員さんは集まるの?
・集客方法って何があるの?
・SNSの更新は何に気をつければいいの?
・集金方法のやり方は?
・規約にはどんなことを書けばいいの?
・・・
と分からないことが多すぎてまさに混乱状態でした。
そして1番の問題は「それが正しいかどうか分からない」ことでした。
スポーツではコーチをつけるのが当たり前
スポーツをされている方からすれば、コーチや監督はいて当然ですよね?
個人やチームの目標を達成させるために、練習計画を立てたりアドバイスをしたりします。
個人的に一番重要な役割と思うのは、「調子が良くない時や結果が出ない時に原因を突き止めて、それを改善する手立てを考えること」だと思います。
当然、目標の高さに応じてコーチのレベルや役割も変わります。
運動会で一番になるための練習やコーチとオリンピックで金メダルをとるための練習やコーチが同じなはずがありません。
どちらにしろ、スポーツではコーチをつけるのが当たり前で、これを否定するような人はいませんよね?
ビジネスでコーチをつけないと、、、
これがビジネスになると、途端に自己流になる人が多いのはなぜでしょうか?
(昔の私もそうでした、、、)
「周りが上手くやれているから私にもできそうだ」
「今の時代、ネットで何でも情報を集められるから何とかなるだろう」
「チラシでもホームページでも無料で使えるので何とかなるだろう」
このように、「何とかなるだろう」と思って始めた結果、私は分からないことだらけになってしまい、混乱しました。
そして、その当時は1回目の緊急事態宣言が発令されたため、家から出られず、集客活動もできない、まさに絶望でした。
あの時のことを思い出すと未だに寒気が襲ってきます。
ビジネスにコーチをつけておきた劇的な変化
そこで私はスポビジ大学を主宰する宮城哲郎氏に指導を仰ぐことにしました。
もちろん安くはない金額をお支払いして、たくさんのことを学びました。
・経営者のマインドセット
・ビジネスのつくり方
・集客の仕組みのつくり方
などの、とても大事なビジネスの知識、経験を学ぶことができました。
そして、1番の収穫は「正しいかどうかの基準を学べたこと」です。
自分がやっていること、やろうとしていることは果たして正しいのかどうかの基準を持てたことで、やらなくてもいいことをやめることができたり、無駄な作業に時間を取られることがなくなりました。
また、私はだらしない人間ですので1人ではついつい怠けてしまうことがありました。
そんな時に宮城さんから叱咤激励していただき、目を覚ますことができたこともありました。
そうやって世の中が緊急事態宣言で何も動けてない時に、コツコツと学び、実践し、準備していきました。
そして、緊急事態宣言が解除されたところで、宮城さんから教えていただいたことをハンドボールクラブ向けにカスタマイズさせて実際にスタートさせていきました。
すると、以前から状況が大きく変わりました。
・体験会に参加してくださる方がじわじわと増えていきました。
・月謝も聞かずに入会を決めてくださる方もいらっしゃいました。
・口コミで紹介がどんどん増えていきました。
・開始半年でハンドボール教室はほぼ定員になり、別の日程を追加しなければいけないほどになりました。
・追加した教室もすぐに定員が埋まり、来年度からはジュニアチームを立ち上げて強化活動を始めていきます。
・収益も回るようになり、どこからも借金したり、持ち出しをしたりする必要がなく、スクールの活動に必要な経費を賄うことができています。
・教員時代の年収を越えて稼げるようになり、共働きの妻と協力して生計を立てることができています。
一番の変化は家族との時間です
今までは教師として朝から夜遅くまで働き、子どもと過ごす家族との時間がほとんどありませんでした。
しかし、今では下の子どもの幼稚園への送り迎えができるようになり、朝晩ともに家族で食卓を囲む日々を増やすことができるようになりました。
また、一緒にお風呂に入ったり寝る前にカードゲームをしたり絵本を読んであげたりすることができるようになりました。
いくら稼げるようになっても、家族との時間が奪われてしまっては、元も子もないと私は思います。
「教師の代わりはいくらでもいるが、親の代わりは誰もいない」と先輩教師から言われましたが、まさにその通りで、家族との時間はもう二度と返ってきません。
私は家族との時間も大切にしつつ、しっかりと稼げるようになったことで、とても満足した生活を送ることができるようになっています。
今思えば、あの時宮城さんに指導を仰がなかったらこの成果は出てこないと思っています。
本当に1人でやり切れますか?
皆さんはどうですか?
本当に一人で全部やりきれますか?
ついつい怠けてしまう時、手を抜いてしまうときはないですか?
正直、私はあります。
だから私は今でもきちんと対価を払いコーチをつけています。
そして、その価値は十分にあると断言することができます。
迷った時に相談するビジネス上の相手がいると、いざというときにとても安心です。
悩んだときに励まされると、勇気をもらうことができます。
1人でビジネスを始めるならば、なおさらです。
スポーツでは上達するため、試合でいい結果を出すためにはコーチがいるのは当たり前です。
自己流でやっても必ず頭打ちします。
「ビジネスでもコーチを」
この欧米では当たり前の文化を、ぜひあなたも取り入れてみませんか?
せっかくハンドボールクラブを始めようと思ったあなたには絶対に失敗してほしくありません。
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