「ハンドボールスクール、クラブの収入だけでで本当に食っていけるの?」
不安なあなたへ、今回は「ハンドボール×〇〇」という働き方を提案したいと思います。
これは実際に私自身もそのように働いていることもありますし、前回の記事で紹介した奥澤さんもそのように働いています。
気になる方は前回の記事をチェックしてみてくださいね
なぜ「ハンドボール×〇〇」がおすすめのか?
ハンドボールスクール、クラブだけで食っていくというのは可能性は大いにありますが、そこに至るまでに時間がかかるのが現実です。
私も今でこそ総勢70人を超えるクラブですが、はじめはもちろん0人からでした。
そのときにもし他の収入口がなければ、家族を養うためのプレッシャーであったり、入会を強く勧めてしまったりだとかで精神的な焦りが生まれていたと思います。
そのようなことにならず落ち着いてクラブ経営ができていくためにも、別の収入の柱を立てておくというのはとても重要なことです。
また、多くの場合、平日の夕方に活動することになると思いますが、午前中は比較的に時間があります。
その時間をチラシの作成やイベントの企画などに当てることももちろん大事なことです。
が、その時間を有効的に使い、収入の柱を立てておけば、クラブの資金や自分の生活費に当てることもできるわけです。
「ハンドボール×〇〇」とは?
「じゃあ、午前中にアルバイトでもすればいいんだろ?」
ということになりがちですが、それはおすすめできません。
なぜなら、その時間がスクールやクラブ経営にほとんどプラスに働かないからです。
例えば午前中にコンビニでアルバイトしたとしましょう。(アルバイトの仕事を否定しているわけではなくて、あくまでスクール、クラブ経営にプラスに働くかという視点です)
午前中に3〜5時間程度働いたとします。
その間に、クラブやスクールは成長しましたか?
あなたは経営に必要な知識や人脈などを作れましたか?
おそらくできていないと思います。
経営者にとって最も大事なのは「時間」です。
その時間を時給だけで消耗するのはもったいない話です。
やるなら、スクールやクラブ経営に有効的な活動にしてほしいと思います。
では次から具体的に説明していきますね。
具体例1「ハンドボール×非常勤講師」
実は私がこのパターンですね。
ハンドボールスクールやクラブを始めたい人の中には教員免許を持っている人も多いと思います。
その免許を有効活用して非常勤講師という働き方もあります。
実は今の学校現場は過去最大規模の人手不足なので、私の場合は登録したらわりとすぐに講師の依頼が来ました。
コンビニやカフェなどのアルバイトよりも時給が割高なのでおすすめです。
免許の種類にもよると思いますが、小学校や中学校に配属されれば子どもたちの様子を見れたり、ハンドボールの授業を担当したりすることもあるかもしれませんね!
その授業をきっかけにハンドボールが好きになってくれたり、スクールに入会してくれたら最高ですね!
ただし、くれぐれも自分のスクールやクラブチームへの勧誘には慎重にお願いします。
生徒たちは先生が非常勤だとかはあまり考えていないので、「先生から勧誘された」となれば、学校側の責任問題になっていまいますから(汗)
注意点が1つだけあります。
平日5日間のうち、最大でも3日程度に抑えてください。
なぜなら、あなたはクラブ経営者なのでクラブを成長させることが最も大事な仕事です。
それなのに週5日も非常勤をしてしまうと、クラブ経営に専念できません。
目先の収入に走りすぎないように注意しましょう!
具体例2「ハンドボール×契約社員、業務委託」
もしもあなたが会社などにお勤めであれば、その契約を見直すことで大きなリスクを負わずにハンドボールスクールやクラブを始められるかもしれません。
コロナの影響もありますが、終身雇用制度は崩壊しています。
会社側の本音としては「できればあなたを定年まで雇用したくありませんよ」というのがあると思います。
しかし、急に辞められると引き継ぎや新人教育が大変です。
そこで会社側と契約社員契約や業務委託という形を取れないか話し合ってみるのも一つの手だと思います。
業務内容の縮小や勤務時間の変更は必要ですが、この形を取れるのであれば絶対にいいです。
会社側としては今までとほとんど同じようにあなたに仕事をしてもらえるわけで、さらに社会保険料などを削減できる、さらには副業を推進しているホワイト企業のイメージをアピールすることができます。
実際に、私のクラブでもそのような形をとってスタッフになろうとしている人がいますよ。
具体例3「ハンドボール×運動、体育指導」
最後におすすめするのが幼稚園や保育園、高齢者の介護予防教室での運動・体育指導です。
幼稚園や保育園では運動指導できる人が不足しています。
そこで、外部から専門の講師さんを呼んで体育や音楽の指導にあたっているところが多くあります。
私が住んでいる愛知県では、県内にある私立幼稚園、保育園約450園のうち、約半数ほどが専門の体育指導を導入していました。
そこへ定期的に運動指導にいき、きちんと収入が得られればクラブとして大きく成長していくことになります。
運動指導に加えて、子どもたちや園側との関係もできるので、クラブのイベントの案内をしてもすぐに来てくれるようになります。
私も去年、保育園の父母の会に呼ばれて、運動指導に行ったことがありますが、それをきっかけに5,6人の子どもたちが入会してくれました!
無償でもぜひ行くべきですね!
私も現在、県内の私立幼稚園や保育園へ体育指導の営業をかけているところです。
まとめ
いかがでしたか?
このようにハンドボール×〇〇が成立すると、午前中にも収入の柱ができてクラブ経営がだいぶ楽になります。
また、精神的に安定するので、落ち着いてクラブ経営に専念できるようになります。
このような働き方の形は、時代の流れにも当てはまります。
ぜひ今の仕事を退職される前に考えてみてくださいね!
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