習い事教室経営者のみなさん、こんにちわ!
習い事教室経営アドバイザーの牟田歩です。
今回はみなさんが一番気にしているであろう「売上」についての記事を書きます!
もう皆さんならお分かりだと思いますが、売上は経営する上で最も大事な要素です。
なぜなら、売上がないと自分の生活費やテナントの家賃やスタッフのお給料、材料費などの活動費を支払うことができないからです。
私も現役の経営者ですから皆さんも同じだと思いますが、何も高級車を乗り回したいだとか海外旅行に何度も行きたいだとか特別な贅沢をしたいわけではありませんよね?(たまのご褒美はしたいですが笑)
なので、売上は自分の家族や生徒さんといった大切なものを守るために絶対に大切なものなのです。
そのため、経営者の皆さんなら売上について悩んだのは一度や二度ではないはずです。
常に悩んでいるという方もいらっしゃるかもしれませんね?
そんな経営者のみなさん、こんなお悩みありませんか?
- もっと売上を上げたいけど、どうすればいいのか分からない、、、
- 定員があるからこれ以上、生徒さんを集めることができなくて売上を伸ばせない、、、
- 単価を上げたいけどどうやって上げたらいいか分からない、、、
「売上」の方程式とは?
数学の方程式って覚えてますか?
三角形の面積=底辺✕高さ÷2 のようなものです。
実は売上にも方程式があることをご存知ですか?
それは次のものです。
売上= 単価 ✕ 客数 ✕ 購入頻度(リピート)
つまり、この3つの要素を一つずつ改善していけばおのずと売上が上がるというわけです!
では一つずつ解説していきます。
①単価
習い事教室では、毎月のレッスン料を月謝という形でいただいている場合がほとんどではないでしょうか。
ここでいう生徒さん一人あたりの月謝が単価になります。
そんなことお前に言われなくても分かってるよ!と思われる方もいるかもしれませんが、気にせず続けますね笑。
当たり前の話ですが、単価は「安い」のと「高い」のとどちらが売れやすいですか?
もちろん「安い」のですよね!当然「高い」と売れにくくなります。
経営者の皆さんは、この値決めで頭を悩まされている場合も多いのではないでしょうか?
ちなみに私もとても悩みました。
あの京セラの創業者である稲盛和夫氏もこう言っているぐらい大事です。
経営の死命を制するものは値決めです。(中略)
値決めは熟慮を重ねて行わなければならないのです。
引用「稲盛和夫OFFICIAL SAITE」
それも分かってるよ!だから単価を上げたいんだけど、どうやって上げたらいいか分からないんだよ!という心の声が聞こえてきそうですね!
詳しくはまた別の記事で書きたいのですが、一つ言えることは「自分を安売りしてないか?」ということです。
ご自分で習い事教室を経営されている方の多くは、生徒さんにとって安いほうが望ましいということでできるだけ安くしていませんか?
そうすると、今度は生徒さんを常に集客しなければならず、レッスンの質も下がり、満足度が下がるという結果になりがちです。(実際、私もそういった経験があります涙)
なので、単価を決める際は次の要素である客数(生徒さんの数)も考慮しましょう。
②客数
ほとんどの習い事教室では、1レッスンにつき何人と生徒さんの人数を設けていますよね。
その人数が多いほど売上は上がるのですが、そうするとレッスンの質が落ちます。
指導者によって、見れる人数が決まってくるからです。
なので、レッスンの質や満足度と1レッスンあたりの人数というのは切っても切り離せない関係なのです。
また、1日に何回のレッスンを行うかも重要です。
例えば子ども向けのピアノ教室だと、生徒さんは学校へ通っているため夕方からしかレッスンは行なえません。
夕方からだと多くても4回(16:00、17:00、18:00、19:00)のレッスンでしょうか。
このように何回レッスンを設けるかによって、客数(生徒数)が変わります。
これは施設を借用している方かご自宅や自前のテナントを利用しているかによっても変わってくるところですね。
また、ご自身の生活スタイルによっても変わる部分なので、そういった部分を考慮して設定してみてください。
③購入頻度(リピート)
最後に、一番見落としがちな購入頻度(リピート)について解説します。
習い事教室では、ほとんどの場合、週に1度や2度のレッスンを行い、それに応じた月謝をいただいているかと思います。
なので、購入頻度は基本的に月に1度ですね。
ですが、これを月に2度に増やすことができたらどうでしょう?
例えば、サッカー教室であればイベントを開催したり、オリジナルグッズを販売したりすれば、購入頻度が上がりますね。
私が経営しているスポーツ教室でも、イベントを開催したり、長期休暇中にキャンプ商品を販売したりして、購入頻度を高めるための施策を行っています。
月に一度しかお客様に購入してもらっていない場合は、他に何か購入していただけるものがないかぜひ考えてみてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?
この3つの要素を改善していけば、売上が上がることはイメージできたのではないでしょうか?
ひたすらに客数ばかり求めてもいけないし、単価を上げるのが不安な方は購入頻度を増やす商品を作るなどいろいろと工夫していくことができます。
大事なことは、この3つの要素を改善していきながら売上を伸ばし、あなただけの習い事教室をしっかりと守っていくことです。
あなたの力になれれば幸いです。
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