先日の記事でも書きましたが、私はハンドボールの競技経験がありません。
なので、
「そんなのでよくハンドボールのこと語れるな」
「素人がハンドボールのことを語るんじゃない」
と思われそうですよね!(実際に思われている方もいらっしゃるかと思います)
しかも競技経験が0だけでなく、指導者としての実績も0、さらに公務員だったのでビジネスの経験も0です笑
これだけナイナイ尽くしの私でもハンドボール教室と体育教室合わせて70名の会員さんを集めてスポーツクラブを収益化し、経営できているのにはある理由があります。
その秘密を今日はあなたにお伝えいたします。
話は私が教員だった頃に遡ります。
仕事が激務で家族との時間もなく、将来に対する見通しができなかったとき、スポーツビジネスについての記事をまとめられたサイトで出会います。
それが「スポビジ大学」です。
スポビジ大学はこちら↓
その記事を読み進めていくうちに、「マーケティング」という言葉と出会いました。
言葉自体は知っていましたが、意味などは分からなく、どうやらすごそうなものだということだけはその時分かりました。
簡単にマーケティングについてまとめると、
「あなたの商品やサービスが自然と売れるようにすること」
です。
その時はそんなことが起こるの?そんなに上手くいくの?と半信半疑でしたが、そのスポビジ大学の講座で学んでいくうちに、マーケティングの本当の威力を体感することになりました。
こちらがターゲットとしていた「子どもの運動に悩みを抱えた親」からたくさん問い合わせが来るようになったり、こちらから何も売り込まずとも「自然と」入会する方が増えていったりしました。
そして順調に会員様が増えて、一年後には70名を超えるまでとなりました。
この「マーケティング」を知らずに、自己流で始めていたらきっとここまで増えることなく、もしかしたらすでに辞めて教員に戻っていたかもしれません。
それほどまでに「マーケティング」はビジネスを始める上で、特にスポーツサービスを提供する個人にとって本当に重要なことです。
では、そのマーケティングの力を活用するための3ステップを下にまとめるのでぜひ参考にしてほしいと思います。
①ターゲットを決めて、ターゲットの悩みを考える
はじめに「誰に」を決めなくてはなりません。
ただし、「小学生」とか「男子」などのように漠然とターゲットが広がりすぎるのもいけません。
例えば、「運動が苦手な小学生」などのようにより具体的にターゲットを絞りましょう。
しかし、ここで疑問も浮かぶと思います。
「絞りすぎると人が集まらないんじゃないの?」という疑問です。
これはあえて言うと、絞るからこそ、当てはまる人が「あ、私のことだ」と突き刺さるメッセージになるのです。
そして、その絞られた人が集まるからこそ、似たような思いを持った人がどんどん集まってくることにつながります。
そして、その人達が抱えている「悩み・不安」を考えましょう。
「どんなことに悩み、解決したいと思っているか」
「どんな不安を解決したいと思っているか」
これを徹底的に考えましょう。
なぜなら、人は不安や悩みを解決するためにお金を払うからです。
逆に言うと、この時代においてはただの楽しみや快楽のために人はお金を払いません。
(あなたもそうじゃないですか?)
ポイント!ターゲットを徹底的に理解する
②その悩みを抱えている人を集めて、悩みを解決する商品・サービスを試してもらう
次に行うのは、その悩みを抱えている人たちを集めることです。
例えば、「運動神経が悪くて自信がない」という悩みを抱えている人たちに対して、「ボールあそび」のイベントを行い、集めるのです。
集める際はSNSやチラシ、紹介などいろいろな方法があります。
(ちなみに私はできる方法は全て行いました)
そうして、集まった人たちに対してボール遊びを通じて、あなたの商品やサービスを試してもらうのです。
そこで大事なことは、「この商品・サービスを購入しないとこんな悪い未来が待っているよ」と特に保護者に対して説明することです。
先ほどのボールあそびのイベントを例にすると、
「ボールと体の協調性や連動性、巧ち性は10歳までに9割以上決まります。今のうちに、続けていかないと将来、運動に対する不安は消えませんよ?」
という具合にていねいに説明します。
それを聞いたり、イベントを体験した保護者は、「今のうちに子どもにやらせないとな。子どもも楽しそうだったし続けさせてあげたいな」
と考えるようになります。
ポイント!ターゲットに問題教育を行う
③商品、サービスを案内する
ここまで来れば、マーケティングはほぼ成功したようなものです。
最後に行うのはたった一つだけです。
「うちはこんな教室やってるんですけど、もしよかったらどうですか?」
と提案するだけです。
あくまでも提案で、「押し売り」ではありません。
悩みや不安を解決したいと考えるようになったターゲット(とその保護者)はぜひ購入(入会)させてくださいと向こうからお願いするようになります。
もちろん、そのときには入会用の申込書や費用に関することなどをまとめた資料のご準備は忘れないでください。
よくある質問などもまとめておくといいでしょう。
そこでモタモタしていると、せっかく買いたいとなった気持ちも薄れていきますから気をつけてくださいね。
ここで購入しなかった方たちとはただ縁がなかっただけです。
すぐに気持ちを切り替えていきましょう。
ただし、この購入されなかった方たちのことは必ず名簿などにまとめてリストにしておいてください。
あなたの商品やサービスに興味がある方たちなので「見込み客」となります。
次にイベントなどの案内するときには、この方達に案内すればまたあなたのもとへきてくれるはずです。
この見込み客リストを増やせば増やすほど、あなたの商品やサービスは購入される確率が高くなるはずです。
ポイント!押し売りしない。購入されなくても、見込み客リストを作ろう
まとめ
いかがでしたか?
これが「マーケティング」の威力です。
最初にも書きましたが、マーケティングは
「あなたの商品やサービスが自然と売れるようにすること」
です。
このような段階的な購買につながるような行動を取ることで、購入のハードルが下がり、あなたが提供したいと考えている方たちへ直接価値提供ができることにつながります。
ぜひあなたのスポーツサービスやスポーツ教室にも「マーケティング」を取り入れてみてくださいね!
もし、どうやって取り入れたらいいか迷ってたら遠慮なくコメントしてください!
コメントお待ちしています!
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