ハンドボールビジネスコンサルタント
牟田歩
今日は誰もが気になるハンドボールスクールの運営にかかる費用をまとめます。
ハンドボールスクールを始めたいと考えている人や費用のことが気になる人はぜひ最後まで読んでください。
費用ってどれぐらいかかるの?
「ハンドボールスクールを始めたいけど、費用ってどれぐらいかかるんだろう?」
「月々、どれぐらい支払い続けていかないといけないの?」
と不安になっている方はいませんか?
スクールを運営する以上、月謝をいただくことになるのですがその収入を上回る費用がかかると家計からの持ち出しが発生してしまい、家族に迷惑がかかったり生活に支障が出てしまう可能性もあるからです。
私自身、スクールを始める前はとても不安でした。
会場代、道具代、人件費、、とにかくたくさんの費用がかかるイメージを持ってしまっていました。
私は実際にスクールを始めてみて、確かに予想通り費用がかかる部分と実際あまりかからない部分が分かってきました。
どれぐらい費用がかかるか分かってくると、不安は少なくなりますので、実際のスクール運営にかかる費用をまとめます。
費用の項目
もちろんスクールの規模にもよりますが、うちのスクールでかかっているおおよその費用の項目は次のとおりです。
練習するためには体育館やコートを借りなければいけません。借りる場所は公共の体育館やグランドも場合は1時間500円程度と安いところもあります。
しかし、私のスクールが活動している地域はなかなかそういったところが使えないため民間のフットサルコートをレンタルする場合が多いです。(1時間4000円程度)
そのため、割高になりますが、安定的に施設を確保できるので、検討の余地は十分にあるかと思います。
道具代
これも練習するためには絶対に必要です。
ハンドボールの場合は最低限ボールやビブス、コーンがあれば練習や試合ができます。
ゴールですが、体育館やグランドに元々備え付けでないところもあります。
そのような場合はポータブルゴールを利用するといいと思います。うちのスクールはそのポータブルゴールを利用することが多いです。価格もイメージしているよりもだいぶ安くなっています。
また、ボールは個人で購入しているものを持ち寄りにしているため、スクールで保有しているボールはあまり多くありません。
そういう意味では、この項目に関していうと始める前のイメージよりあまり費用がかかっていません。
人件費
人件費とはあなたやスタッフに支払う報酬です。ほとんどのスクールではボランティアでコーチを務めていると思います。
しかし、私のスクールでは時給で必ず報酬をお支払いしています。
なぜかというと、きちんと「仕事」にしないとハンドボールスクールが持続可能にならないと思うからです。
良い指導者を雇うには報酬が必要です。その良い指導者が良い選手を育成します。
そのサイクルを生み出すためにも必ず人件費が必要です。
私自身も一定の人件費をもらい、生活費としていることでスクールの運営に専念することができています。
広告費
これもほとんどのスクールが出していないと思いますが、私のスクールは必ず広告を出します。
「広告を出す」というと、何か毛嫌いするイメージを持たれる方もいますが、世の中の商品やサービスは必ず広告を出していますよね?
昔は広告というと、新聞の折り込みやテレビCMをイメージしていて多額の費用がかかると思われていました。
しかし、現在ではインスタグラムなどのSNS広告が1回あたり500円程度でしかも、地域限定で配信できるので会員さんをしっかり集めていきたいと考えているならば出さない手はありません。
「どうやって出せばいいの?」と思ったら、まずはググってみてくださいね!
他にもクラブのホームページも広告費と言えます。
これも無料でできるものもありますが、そのプラットフォームのサービスが終了してしまったら、クラブのボームページが消えてしまうため、とても危険性が高いと言えます。
年間のサーバー代はプランにもよるが13,000円程度で済むため、wordpressで構築することをオススメします。
その他(交通費、スポーツ保険代など)
その他として、車で移動するとガソリン代や電車移動の運賃などの交通費、年間800円程度のスポーツ団体保険などの費用がかかってきます。
これらの費用を支払うためには「稼ぐ」しかない!
項目をみてきて、意外にも費用がかかるなと感じたのではないでしょうか?
では、それらの費用を支払うためにはどうすればいいでしょうか?
もしあなたができるだけ無料や安いものを使う、自分でできることは自分でやるなどで費用を抑える、と考えているのであれば危険です。
なぜなら、それをしてしまうとあなたが消耗するばかりとなり、継続が困難となるからです。
そうならないためにもまずはしっかりと「稼ぐ」ことが重要です。
適正な額の月謝をいただき、先ほどあげた費用の項目を支払う。
それはある意味、「投資」です。
分かりやすく言うと広告費をかけることで、生徒募集が安定的にできる様になります。
すると、より事業が継続できる様になり、ハンドボールに関わる子どもたちが増えていきます。
私の住んでいるハンドボール王国の愛知県ですら、小学校の体育の授業でも行いません。これから中学校の部活動の地域移行の問題もあり、そうなるとますます競技人口が減って衰退してしまう可能性があります。
衰退ではなく、発展するためには稼げるハンドボールクラブが出てきてハンドボールの普及に貢献するしかありません。
稼げるクラブにするためにはまず生徒集客からです。
生徒集客をしたいと思ったら、ぜひ下の問い合わせフォームからご連絡くださいね!
ご連絡お待ちしております!
会場代