こんにちわ。
ハンドボールビジネスアドバイザーの牟田です。
ハンドボールクラブやスクールを経営したり、指導者として関わる中で、こんな悩みはないでしょうか?
・メンバーを増やしたい
・ハンドボールというスポーツをもっと多くの子どもたちに知ってもらいたい
実際、私も常にこのように考えていて、アレヤコレヤと頭をひねっています。
そこで今日は私が実施した方法をみなさんにシェアしてお役に立てればと思います。
ハンドボールの認知度は?
まずはじめに、ハンドボールというスポーツの認知度についてみなさんはどうお考えですか?
ちなみに私が住んでいる愛知県は高校のチーム数が日本一で社会人チームも多くありますが、その認知度は「ほぼ0」といってもいいほどです。
殆どの子どもや保護者(ご自身が経験していたという方以外)は「ハンドボールって何?」「どんなスポーツ?」という反応でした涙
きっとみなさんもそのようなご経験があるのではないでしょうか?
こんなに面白いスポーツなのに本当に残念ですよね、、
そんな認知度にも関わらず、
・初心者大歓迎!メンバー募集!
・全国大会に行こう!
と告知をかけても反応がないことは目に見えています。
なぜなら、人は自分の知らないものにに対しては拒否感や抵抗感が高いからです。
みなさん自身も道端で見知らぬ人から、いきなり「この商品買ってください!」と言われたら拒否しますよね?笑
それと同じことです。
そこで私は「ハンドボールを知ってもらうためにハンドボールをやらない」という行動を取りました。
正確に言うと、ハンドボール以外のスポーツもやりつつ、ハンドボールにも親しんでもらおうという作戦です。
その作戦として、私のクラブのイベントでは定期的に運動あそび会やボール遊び会を開催しています。
実際の様子はこちらです↓
https://www.instagram.com/p/CS4FRRiFyjP/?utm_source=ig_web_copy_link
2部構成で合計40名の子どもたちの申し込みがありました!
(当日は天気が悪く、デルタ株も流行期ですべての子供達が参加したわけではありませんでした)
このイベントの目的は3つです。
①スポーツに興味がある層に認知できる
小学生に上がる頃になるとそろそろ何かスポーツを始めさせたいな?、うちの子に向いているスポーツは何かな?と考える親も多いです。
そのタイミングでハンドボールを選んでくれれば最高ですが、なかなか一つに絞りきれない子が多いのもまた事実です。
また、欧米のように複数のスポーツに親しむという機会もなかなかないので、そういう機会を提供するクラブとして認知してもらうことができます。
②関係づくりと問題教育ができる
イベントという短時間でも子どもと指導者、保護者と指導者で多少でも関係ができます。
子どもや親は「どんな人かな?」「どんな雰囲気かな?」とよく見てますので、そこで指導者の雰囲気を知ることで、自分が通うときのイメージもできます。
また、今まであまり運動してこなかった子が参加するわけですから、当然上手くいかないことが多いです。上手くいかないことを実感した子どもや保護者に対して、
「このまま放っておくと…」と話をすると、保護者は危機感を持って「何かスポーツを始めさせたいな」という気持ちが強くなります。
(子どもは楽しい気持ちのままで終わらせたいですね!)
その時に「うちはハンドボール教室をやってまして、良かっったらどうですか?」と案内してみると、入会してくれやすくなります。
今までこのようなイベントを通してきた中でも、子どもとやり取りができたり、保護者と会話ができたりした方々がその後に入会したというケースもあります。
③興味がある人達のリストを集めることができる
ビジネス的にいうと、これが最重要です。
このような興味がある方たちのことを「見込み客」といい、その方たちの連絡先などを「見込み客リスト」と言います。
この見込み客リストがあれば、次のイベントや体験会の時に案内しやすくなります。
一度関係ができているので、次も行ってみようかなという気持ちで参加してもらいやすくなります。
そのような方たちのリストを集めれば集めるほど、ハンドボールに関わる子どもたちが増えるので、入会もしやすくなります。
まとめ
いかがでしたか?
「ハンドボールを知ってもらうためにハンドボールをやらない」という作戦は、意外にも奥が深い理由が潜んでいます(^^)
ぜひ皆さんのハンドボールスクールやクラブでも取り組んでみてください!
そのときはぜひご相談くださいね!
ご連絡お待ちしております。
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