ハンドボールビジネスコンサルタント
牟田歩
突然ですが、皆さんのハンドボールクラブではチラシを使った集客をされてますか？
この記事ではハンドボールクラブのためのチラシ作りのポイントについてお伝えしていきます。
チラシ作りのお悩み
いざチラシを作ったときにこんな事はありませんでしたか？
□どうやって作ればいいのか分からない
□デザイン性のいいチラシを外注したけど反応がなかった
□こだわったチラシを作る時間がなくて、前のを使い回している
□せっかく作ったけど反応があるか不安
この続きを読むとあなたはなぜチラシ集客が上手くいかないかを理解することができます。それでは解説していきます！
なぜハンドボールクラブのチラシは反応が出ないのか？
そもそもなぜハンドボールクラブのチラシは反応が出ないのでしょうか？
よくある「ハンドボールクラブ募集！」や「デザイン性のいいチラシ」はなぜ反応が出ないのでしょうか？
それはお客様のことを考えずに自分本位のチラシだからです。
あなた自身もいきなり見ず知らずの人から
「この商品買ってください！！」
「〇〇という優れた機能があり、〜」
と言われたら、その商品を買いますか？私は買いません。
なぜなら、その商品のことを「全く知らない」からです。
人は知らないものに対しては不信感や不安を覚えて拒否する心理が働きます。
その人の心理を理解することからチラシ作りは始めないといけないのです。
商品を購入する（入会する）までの心理的な変化
そもそも人は商品を購入する（あなたのハンドボールクラブに入会する）までにどんな心理的な状況や変化になるでしょうか？
大きく分けると以下の４つのフェーズがあると言われています。
第１フェーズ：認知→あなたのハンドボールクラブを知らない
第２フェーズ：興味関心→あなたのハンドボールクラブを知って興味関心を持つ
第３フェーズ：比較検討→他のスポーツ教室などと比較して入会を検討する
第４フェーズ：入会→あなたのハンドボールクラブに入会する
このような心理的な変化があるお客様に対して、それぞれのフェーズでとるアプローチ方法が全く違うわけです。
特にチラシとなれば多くの場合は、第１フェーズのあなたのハンドボールクラブを知らない人に対してアプローチする方法です。
そんなあなたのスポーツ教室を知らない人に対して「ハンドボールクラブ会員募集！」や「デザイン性のいいチラシ」でいくら教室をアピールしても全く響かないのは当然です。
「ハンドボールクラブ会員募集！」では集客できない理由
特によくある「〇〇ハンドボールクラブ会員募集！」というチラシ。
実はそのチラシでは「〇〇ハンドボールクラブ」に興味関心がある層には届きますが、それ以外の層には全くと言っていいほど興味関心を引けません。
例えばサッカー教室募集ではサッカーに興味がある人にしか響かないのです。
お客様の心理的な変化に合わせたアプローチを無視しては行けない理由がご理解いただけたのではないでしょうか？
チラシで大事なポイントは３つ
それでは、あなたのハンドボールクラブを知らない人に対して知ってもらい、入会につなげるチラシを作る上で大事なポイントをお伝えします！
大きく分けてポイントは3つあります！
チラシで一番目につくワード、それが「ヘッドライン」です。
ここで８〜9割決まると言われているぐらい重要です。
なぜならそのヘッドライン次第でその次を読むかどうかを決めるからです。
ではどんなヘッドラインだといいのでしょうか？
それは
- 悩み・不安を訴求するもの
です。なぜなら人は「悩み・不安」を解決したくて商品やサービスを購入するからです。
例えば、パーソナルジムをやられている方であれば、「ダイエットを何度も挫折した方へ」というヘッドラインにすればダイエットを何度も挫折して困っている方へ訴求することができます。
このようなヘッドラインをハンドボールクラブでも考えてみてください。
ベネフィット
ベネフィットとはあなたのハンドボールクラブに入会したあとに待っている「未来」のことです。
気をつけてほしいのはハンドボールクラブの「メリット（特徴）」ではないということです。
ハンドボールクラブで例えると次のようなものです。
- メリット→「走る」「跳ぶ」「投げる」ので体力が身につく
- ベネフィット→体力がつき、運動が得意になって自信がついて明るく前向きになる
違いが分かりますか？
メリットはハンドボールの特徴だけを説明しているのに対して、ベネフィットではその先の子どもの未来が描かれています。
そのベネフィットを是非チラシを手にとった人に示してあげるようにしましょう。
オファー
オファーとはその特典のことです。
ここでのポイントは、そのオファーを断るのはおかしいんじゃない？というぐらいまでの得点を準備してあげるということです。
よくある「入会金無料！」などのオファーがあることで、参加する方の後押しになります。
特別公開！実際のチラシをお見せします！
このチラシは実際にクラブで使用したものです。
それぞれ先ほど説明した「①ヘッドライン」「②ベネフィット」「③オファー」をよくご覧ください。
①ヘッドライン
「運動が苦手をあきらめない」というヘッドラインは、「子どもの運動が苦手をあきらめている」方へ訴求しています。
②ベネフィット
子どもたちが楽しそうに、笑顔で運動している様子を写真でイメージしやすくしてあります。
③オファー
入会キャンペーンでのお得感を打ち出して体験会参加の後押しにしてます。
実際にこのチラシで10名前後の方の入会につなげることができたので、効果的だったと思います。
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いかがでしたか？
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